• 名前 K.M
  • 入社 2020年

Q1-1: 仕事のやりがいについて教えてください

担当する案件を完遂したとき、達成感よりも強い安心感を感じますね。「良かった」「終わった」といった感じで、それが仕事を続ける上での大きなモチベーションになっています。この安心感は、私が取り組むプロジェクトがしっかりと区切りを持っているためだと思います。特に、私が担当しているのは保険会社のシステムで、作業は日曜夜間に限られています。一般の顧客がシステムを使用していない時間帯にのみ介入可能で、夜22時から翌朝5時までの間に全てを完了させる必要があるので、その時間内で任務を完遂できた時の安心感は非常に大きいです。

Q1-2:作業をスムーズに進めるために工夫していることはありますか?

はい、事前の計画が非常に重要です。作業にかかる時間を事前に見積もり、タイムチャートを作成して、そのスケジュールを基に上司や顧客に説明します。これにより、日曜夜間の限られた作業時間内で効率的に進めることができます。周知と事前計画によって、予期しないトラブルを避けながら、必要な作業を確実に行えるようにしています。

Q2: 現在、どのようなことに挑戦していますか?

現在、私はネットワーク関連の資格、CCNPの取得に向けて勉強を進めています。この資格は、ネットワークに携わる者であれば広く認知されており、持っているだけで信頼されるものです。推奨される勉強時間は約300時間で、毎日2時間勉強しても150日、約5ヶ月かかる見込みです。しかし、私の場合、時間が限られているため、4月に試験を受ける予定で効率的に時間を確保しようとしています。

さらに、仕事の面では、入社5年目になり、最近後輩が1人つきました。これまで主に単独で「アクティブアイティ」として現場で働いていたのですが、後輩が加わったことで、2人グループで動くようになり、私自身の役割も大きく変わりました。これにより業務量が増えているため、仕事と資格の勉強の時間配分を考慮しながら進めることが、現在の私にとって最大の挑戦です。

Q3: 後輩へのマネジメントについてどのようなアプローチを取っていますか?

ネットワーク管理では、設定やコマンドの理解が重要です。説明を聞いただけでは、具体的な動作や結果がイメージしにくいことが多いですね。自分自身、機器を直接操作して初めて「ああ、そういうことか」と理解できる瞬間があります。この経験を踏まえて、リモート作業や文書での指示だけでなく、実際に機器を見ながら学べる環境を後輩にも提供しています。

しかし、チームが拡大し、一人ひとりに多くの時間を割くのが難しくなってきています。そのため、文面や口頭での説明からも、状況を的確に把握できるようになることが重要です。私は、機器の設定値やログのメッセージ、システムの動作など、詳細な情報を頭に入れておくことで、より効果的に後輩に伝える方法を考えています。彼らが自分で考え、問題を解決できるよう、指導していくのが目標です。