映画同好会 KINEZO 七つの会議

映画同好会:七つの会議

2019年2月16日(土)に「七つの会議」を鑑賞しました。
今回は急遽、『T・ジョイ PRINCE 品川 – KINEZO』にて鑑賞を行いました。
当初、前回と同じ場所である日本橋の映画館「TOHOシネマズ」で予定していましたが、設備点検の結果、天井の部材に破損が確認され一時営業停止になってしまったため、場所を変更いたしました。
また映画鑑賞後に、アンナミラーズ高輪店にて『ダッチアップル』をいただきました。

▼概要(公式サイトより引用)
https://nanakai-movie.jp/

都内にある中堅メーカー『東京建電』
営業一課の万年係長・ 八角民夫(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂『ぐうたら社員』
トップセールスマンである課長の坂戸宣彦(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果たさず、定例の営業会議では傍観しているのみ。
絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と 日々を送っていた。
ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の 不可解な裁定に揺れる社員たち。
そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島万ニ(及川光博)が 新課長として着任する。会社の“顔”である一課で、成績を上げられず場違いにすら感じる原島。
誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。
だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた。

▼感想

過去、TVドラマ化もされていましたが、初めての視聴です。
出演されている大物俳優の方々から察するに過剰な演技もあるな、と楽しみにしつつもストーリーに関しては、何も情報を仕入れずに鑑賞しました。
結果、頭を空っぽにした状態から見ても非常に面白く、傑作でした!
特に情報量の出し方がとても上手く、最初に野村萬斎が演じるダメ社員『八角民夫(通称ハッカクさん)』を客観的に見せる演出から始まり、パワハラ騒動へ発展する展開は非常に引き込まれました。
タイトルの意味が映画鑑賞後では理解できなかったので、後々に調べたところどうやら原作では7つの独立した個人個人のストーリーから、1つへ繋がり隠されていた事実が明らかになっていくとのことでした。
非常に惹かれる手法なので近々、本を購入してみようと思います。
映画とはまた違う印象を感じると思いますが、それも楽しみです。

役者さんたちも豪華でほんの数分しかでないポジションの人に、この方が!?というのも驚きの一つでした。特に個人的には、オリエタルラジオの藤森慎吾さんが演じる経理部の新田が放つ嫌味やクズっぷりがマッチしており最高でした。

▼次回の教訓

鑑賞日当日、初めてメンバー全員で映画を鑑賞することができませんでした。
某TV番組にて映画PRがあったらしく、会場は大勢のお客さんで賑わっていました。
公開日から2週間以上経っているので、問題ないと考えていましたが、開始時間の20分前には満席で正直、驚いてしまいました。
場所や話題性、メルマガ会員割引等の要因が考えられますが……次回の映画鑑賞会では事前のWEB予約をオススメします!
早くて4月前後、遅くとも5月頃にはまた開催いたします。
(その時までに日本橋の映画館が営業再開していることを願って……)

▼映画館情報

東京都港区高輪4-10-30品川プリンスホテル
アネックスタワー3F

新幹線・JR線・京急線の品川駅(高輪口)から徒歩約2分